外食/宿泊業実績インタビュー

特定技能外国人採用企業インタビュー【首都圏/外食分野】

2022年09月22日 | 外食/宿泊業実績インタビュー
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日本全体の労働力不足が叫ばれる中、外食業界も事態の改善が急務となっています。
早くから外国人従業員を受け入れていた居酒屋チェーンでは、“現場目線”を持つ人事担当者が、
外国人ひとりひとりの「その人らしさ」を見出し、採用を進めています。

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株式会社オーイズミフーズ様

〇外食分野
〇従業員数 約850名(2022年9月現在)
〇全国 340店舗(2022年9月現在)

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創作居酒屋「わん」をはじめ、国内約340店舗、海外3店舗を展開する㈱オーイズミフーズ様。30年来居酒屋業態を主軸に、イタリア料理、焼き肉、ラーメンなど多様な業態での拡大を続けています。
特定技能外国人の採用についても、制度が施行された2019年から社内で準備を進めてきました。会社として特定技能人材を受け入れるに至った経緯や、実際の外国人人材の雇用状況について人事部 武村 敏明様(写真右)に東京・新橋の店舗でお話を伺いました。

特定技能で働くHONG様と人事・支援責任者の武村様/HONGさん勤務先の都内居酒屋にて(2022年9月)

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現代は、飲食店で日本人学生のアルバイトを集めるのが難しい。
人手不足の解消はもちろん、店舗拡大を見据えた人員確保のため、2019年から準備を始めました。

――まず初めに、こちらの店舗では特定技能社員の方は何名働いていますか?

この店は1名です。ホンさんというベトナムの女性社員です。

――現在、御社全体では何名の特定技能社員を雇用していますか?

現在は15名で、ベトナム13名 ネパール2名です。
日本語の会話能力がまだこれからという感じなので、ほとんどの特定技能社員はキッチンで、一部とても日本語の会話能力が高い子だけホールで働いてもらっています。

――御社では、留学生アルバイトも多く働いていると思いますが、現在雇用している特定技能社員は自社アルバイトからの登用ですか?それとも外部からの新規採用ですか?

これまで留学生アルバイトさんからの登用はありません。
留学生の中であまり特定技能制度の認知が進んでいないようで、試験を受けなければならないということを分かっていない人が多かったので、今在籍している特定技能社員は全員人材紹介会社を通して採用しました。
でも、今年、1名アルバイトさんの中から特定技能での就職希望者が出てきているので、その子が試験などをパスしてくれれば社内人材の特定技能登用第1号になります!

――いつ頃から特定技能人材の雇用に取り組んでいらっしゃいますか?

2019年から特定技能導入に向け下調べや社内体制の準備を始めて、2020年1月~雇用開始しました。
これは当社社長からの発案で、人手不足の解消ももちろんですが、今後の店舗拡大のためにも外国人材に活躍いただくことが必要だという判断だったようです。

――現在、特定技能外国人はベトナムとネパールの方だけのようですが、今後もこの2か国の方を採用されていくご予定ですか?

いいえ。特に国籍のこだわりはありません。現在在留資格の手続き中の方ですと中国、バングラデシュ、フィリピンの方もいます。今後もご縁があればどの国の方でも採用を検討していく予定です。

――日本国内在住の求職者だけが募集の対象ですか?

いいえ。ネパール籍の2名は、応募時はネパールに住んでいました。以前に日本に住んでいた経験があり、応募してくれました。

現在の応募は日本国内在住者が圧倒的に多いですが、魅力がある方であれば海外在住者も検討していきます。

仕込み作業をするHONGさん

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――昔は学生のアルバイトと言えば飲食店というイメージがありましたが、近年は飲食店で日本人学生のアルバイトを集めるのは難しいと耳にすることがあります。実際のところ、いかがでしょうか。

やはり、日本人学生のアルバイトは集まらないですし、なかなか定着も難しいです。昔は居酒屋のアルバイト時給は他の業種に比べて魅力的な部分もあったのですが、今はなかなかそうもいそうはいかないので、他の業種に行ってしまう学生さんも多いんじゃないでしょうか。

――特定技能外国人の採用で重視している点は何ですか?

一番は、人間性です。面接の緊張感の中で垣間見えるその人の素の部分をよく見るようにしています。そのときに感じられる素直さや素朴さをチェックしていますね。

――武村さんはご自身が外国人の従業員と一緒に働いた経験がおありですか?

はい。私はもともと当社の店舗で働いていたので、その時は様々な国籍の外国人従業員と一緒に働いていました。なので、特定技能社員の採用に関しても抵抗感などは初めからありませんでした。店舗で働いていたときも外国人の従業員の多くが、本当にまじめに一生懸命働いてくれていたので、頼りになる存在でした。また、中には結構技術力が高い人もいたりして、驚かされる時もありました!

現在、人事として特定技能社員の採用をする際も当時の経験や、現場目線を活かして、現場のニーズに合った人材の選考をするようにしています。

――今後、特定技能社員を増員していく予定がありますか?

アルバイト従業員が多い業態ですので、社員というだけでまわりの同僚からは「社員だから仕事ができて当たり前」という見方をされることがあります。ですので、一日も早く仕事を覚えてアルバイト従業員から頼られる存在になってほしいです。周りから愛されて、自分が働くお店のことも好きになってくれると嬉しいです。

※内容は取材当時2022年9月時点のものです。

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